ジャニーズJr.が見当たらない

 

 

 

 

 

 

 

またこの日が来た。

 

 


ちょうど数日前。「オタクの担降りブログ文化だけはなくならないでくれ」というツイートを見た。わたしも、そう思うオタクの1人であり、又、自分の中の何かしらの区切りとしてブログを書くオタクの一人でもある。

 

 


はてなブログを書くオタクを毛嫌いするオタクもいるし、実際はてなブログを書くオタクなんて、所詮自己顕示欲の塊、又は文才の無駄遣い。又は暇潰し。又は自己満足。わたしも好きな人以外のブログを読むのはなかなか気が進まない。そう思いながら、電車に揺られながらその"はてなブログ"を書くわたしはなんなんだよ。

 

 

 


15年の初冬、18年の秋口、わたしは今日と同じようなブログを書いた。まだ序盤なのに、「今日と同じような」と打ってしまうわたしの脳みそと指先は、この先の未来をゲッターズ飯田より確実に予想しているに違いない。

 

 


そう、15年の初冬にアップしたブログの内容は当時好きだったアイドルに退所の噂が流れ、ジャニーズJr.の環境、変動とはなんたるか。を自分なりにまとめ、そして自分に言い聞かせた。

18年の秋口に書き込んだブログの内容は、自担があまりにも激変してしまったことへの不信感、喪失感、そして自担の環境、変動とはなんなるか。を自分なりにまとめ、そして自分に言い聞かせた。

 

 


今日は、一体何を自分なりにまとめて、自分に言い聞かすんだろうか。

 

 

 

 

 

世界が劇的に変化し、その変化に置いて行かれるままの自分。明日にはまた一歩、明後日には二歩、今日より置いて行かれてしまう。それでも、なんでも、"受け入れない"という選択はできないのだ。時間をかけてでも"受け入れ"なければならない

 

と言いつつも結局今日もまた一つ不満があって、受け入れられないことがある。正直なところ山ほどある。

 

 

 

 

ジャニーズJr.が好きだ。こんなにも不満がある中で結局離れられないのはジャニーズJr.が好きだからだ。しかし、わたしが今好きなジャニーズJr.はジャニーズJr.なのだろうか。そのジャニーズJr.とは一体、何をもってジャニーズJr.の肩書きが付いているのだろうか。

 

 

 

 

 

ジャニーズJr.ってなんだったっけ

 

 

 

Jr.担になって7年目の暦の浅いわたしでも、ジャニーズJr.を探してしまう。ただ、いつの時代も存在していたであろう好きなジャニーズJr.は今、どこにも見当たらない

 

 

 


遠い昔、あるJr.担が言った「Jr.は辞めるのが普通」

 

 

その言葉を胸に今日もJr.担を続けているわたしを、最近Jr.担になった人たちはどう思うのだろうか。バカだと、そんな簡単にやめないとでも言うのだろうか。彼らは常にポジティブに、退所など考えずただひたすらにデビューに向かって進んでいると、思っているのだろうか。

 

 

 

 

その言葉をわたしの心の中に残してくれた彼女の自担はその後、退所した。

 

 

 

 

 

ジャニーズJr.。デビューするために必死にもがき、一列でも前に立てるよう必死になって踊る。見つけてもらおうと、その目に留めてもらおうと、例えスポットライトの当たらない最後列の最上下でも踊りきる。同期や仲間に先を越されても、前に立たれても折れることなく、いや、時に折れながらも前へ前へ進む。

 

 


あるJr.は言った。

「デビューすることが夢じゃなくて、そのあとに輝くのが夢」

 

 


当時17歳の彼は今、23歳になり、その言葉通りスタートラインである"デビュー"を掴むためにジャニーズJr.として、今日もアイドルとして生きている。しかし、その言葉を残した当時とは、ジャニーズJr.のスタイルがあまりにも激変していないか?彼は今も変わらずその言葉を胸にアイドルとして生きているのだろうか。

 

 


今のJr.にとって、"CDデビュー"とはなんなのだろうか。

 

 


彼のように通過点として扱うか、はたまたそこへ向かって突き進むのか。そこはきっと、昔のジャニーズJr.となんら変わりないだろう。

 


しかし、彼らが目指すべきものが"デビュー"だけじゃなくなってしまった。いつしか彼らはJr.のうちにユニットに入りたいと言い出し、グループのオリ曲がほしい、グループでドラマに出たい、単独ライブがしたいと言い出した。

 


デビューの前に目指すものが増えて、デビューそのものを「まだ実力がないから」と自ら遠ざけるようになった。

 

 

 


実際、東西共にグループ大国になった。今やグループでの活動が基本で、アリーナ規模での単独ライブもできる。オリジナル曲は当たり前。袖のある、装飾だらけの衣装だってもらえる。自分だけの衣装を作ってもらえる。毎回同じお下がりなんて着ない。ドラマにだって出られるし、バラエティ番組も出ちゃう。テレビをつけたら当たり前のようにJr.が雛壇に座っていて、グループ名と共に紹介されるんだ。ドル誌の表紙すら、ジャニーズJr.大賞上位の数名しか飾れなかったはずなのに、今や外部のテレビ誌の表紙も飾ってしまう。本屋さんに行って自担のグループが表紙でも、Jr.単独表紙でも、「あ、」と思うくらいで。グループ主演のドラマも、もはや全グループできるんじゃないか。

 

 


これじゃデビューなんて、ただのイベントじゃないか

 

ただの一つのイベントに過ぎない

 

 

 

今のジャニーズJr.やJr.担はデビューをなんだと思って「デビューしたい」「デビューしてほしい」と思っているのだろうか。わたしは少なくとも、本人たちの夢だから応援し、デビューすることで辞めないでくれるかもしれないと思う気持ちからそう言っていた。コンサートの円盤がほしいとか、グループの番組がほしいとか、大きな会場でコンサートしてほしいとか、そんな気持ちも夢もたくさん持っていたのに、全部Jr.のうちに叶ってるじゃないか。叶わないのなんて、嵐の番組に出ることだけじゃねえか。あれ、これは一生叶わないものになるな。しのう

 

 

 

 

デビュー組の方が辞める時代

こんな時代になるなんて思っていなかった。

 

 

 

わたしは今、CDデビューをなんだと思っているんだろう。自担がやめないでいてくれるある種の保証だったはずのCDデビュー。その夢が叶ったとしても、人間いつ心の変動があるかわからない。結局、Jr.だろうがデビューしようがわたしの中の「辞めるのが普通」は一生心の中に居続けるのか。

 

 

 

Jr.の環境の変動なんて当たり前で、今もメディア露出がエグいくらい増えた以外昔となんら変わらない。むしろ今のJr.の世界は平和すぎるくらいだと思う。だからこそ、オタクの質も変わり、わたしとしてはかなり居づらい環境へとどんどん変化していく。

 

 

 

あるJr.がゴールデンタイムの番組に出演し、あるJr.の名前を出した。もちろん顔写真と共に名前も紹介された出演してないJr.。

 


そもそもJr.がゴールデンタイムのバラエティー番組に呼ばれることすら、わたしからしたら今でも信じられないくらいのこと。しかし、この件でTwitterは炎上していた。名前を出してもらえたにもかかわらず、内容がどうたら〜なんて。その様子を見て絶句する。一体みんなは、ジャニーズJr.を、自担をなんだと思っているのだろうか。

 

 


名前を出してもらえること自体が、どれほど有り難くて、どれほど嬉しいことか。お昼の時間帯に放送されていた【ハピくる!】に、コンサートの宣伝で呼んでもらえたあの日のことを忘れたのか。たった数分。いや数十秒。番組に呼んでもらえただけであんなに喜んだことを、人間はこうも簡単に、たった数年であの時の気持ちを忘れてしまうのか。

 

 

 

 

今のオタクは、自担がジャニーズJr.だということを忘れている。

 

 


忘れたとしても、忘れているとしても、自担がジャニーズJr.なことには変わりはないのに。メディア露出が全くなかった頃も、メディア露出が増えた今も、自担はジャニーズJr.なままなのに。オタクの方が変わっていってしまっているのだろうか。いや、本人たちもきっと変わっていっているはず…

 


正直、表紙が決まっても、単独コンサートが決まっても、バラエティー番組出演が決まっても、ドラマ出演が決まっても、大して反応しなくなっていく今、オタクにとってCDデビューだけが特別なわけもない気がする。

 


それでも尚、オタクはCDデビューにこだわる。CDデビューしなくても何不自由ない今、むしろデビューした方がコンサートは一年に一度しかないし、なんとなく距離も遠くなる気がする。先輩の曲をカバーすることもなくなる。なのに何故そこまでデビューだけにこだわるのか。

 

 

 


あるJr.担は言う。「CDデビューは望んでなかったのに、新規が舵を切り、デビューさせてあげたいと大きな声を出す」と。

 

 


あれ、何が書きたいのかわからなくなってきた。

 

 

 

 

とにかく、今の何不自由ない生活に慣れて、慣れきって、自担がジャニーズJr.だとも思わず、先輩のバックにつくことや、なんなら後輩のバックにつくこと、テレビに出られても内容がどうだとか、ああだこうだ言うオタクにたちにとってのCDデビューなんて、いつか当たり前に行われると思っているただのイベント。もうオタクは愚痴しか言わない。そこでもきっと、ああだこうだ言うはず。

 

 

 

Jr.自身も、"CDが出したい"なんて特別思ってない気がする。ジャニーズJr.から抜け出したい、グループとしての変動を受け入れたくない、このメンバーでいたい、だから一生そのスタイルで許されるようになる"CDデビュー"にこだわっているんだろうな。

 

 

 

 


個人戦、総無所時代。例えどれほど仲の良い同期でも、どれほど気の許したシンメでも、前に立たれちゃ悔しくて、振付師に選ばれたら喜んで涙を流す時代。例えユニットができても、次の日にはなくなっていて、「このメンバーでデビューしたい」そう言ってもダメだったあの頃。ただひたすらに、自分だけが前に行くために踊っているJr.を、「食うか食われるかの世界なんだよ」あのking&princeの岸優太の言葉通りの世界を、もう見られない。

 

 

 


いつしか「このメンバーでデビューしたい」が通じる時代になり、あるJr.は「亡くなったジャニーさんが作ったグループだから、壊したくない」そう言うんだ。まさに死人に口無し。ジャニーさんなんて、一番好き勝手していた人で、たぶん何百万人に呪われていたはず。わたしも何度、自担の立ち位置を下げるジジイと呼んだだろう。そんなジャニーさんがいなくなり、時が止まったままのある意味"タイミング"が良かった、今あるグループに所属しているそれぞれのJr.たち。そんなJr.が「ジャニーさんのためにも」なんて言うんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずるすぎて草

 

 

 

 


ずるっ

 

 

 

 

ずっっっっっっっっっっっっる!

 

 

 

 

なんだこの時代。つまんねえ

 

 

 


なーにが「ずっとこのメンバーでいたいからデビューしたい」だよ。

 

 

今のメンバーじゃなかったらデビューしないなんて、そんな気持ちならデビューしたいなんて一生言うんじゃねえ。どのメンバーと組むことになっても喜んで引き受ける"デビュー"そのものを夢としているJr.にどの面下げて会うつもりだよ。お前のバックについてるJr.は「デビューできるならなんでもいい」そう思ってるはずだよ。バーカ!!!

 

 

 

あとメンバーやメンバーのオタクに迷惑かけないと誓える?昔とは違って自業自得、自分だけが退所すれば済む話。じゃなくなってるのに。こんな連帯責任の環境がやってられないのはわたしだけかよ。自担が必死こいて前に進み続けても、メンバーのせいで立ち止まったり、18827168歩下がったりしなきゃならない世界になってしまって、もちろん自担だって、何か不祥事を起こしたらこっちが他のオタクに合わせる顔がない。ジャニーズJr.のうちにユニットを大量に作るメリットは、一体どこに何があるんだ。ユニット同士で争う姿を見て、何が楽しいんだ。彼らは何と戦うんだ。たった一つしかないデビューの枠を奪い合うならわかる。でもさ、きっともうみんなデビューするじゃん。はい、平和。平和だな。平和なJr.の世界、平和が一番って言われたらそれまで。もう何も言えん。わたしの好きだったあの時代が今なら、そう思っても何の意味もない。今までに辞めていったJr.が、今の時代なら辞めずにいたかもしれないと思うと。クソが。何でこんなに甘い世界になったんだよ。ならずっと、甘くて優しい世界であって欲しかった。今のJr.もオタクもずるすぎる。

 

 


正直、突然グループが全てなくなっても、メンバーが変わっても、誰かが辞めても、選抜デビューになっても、わたしは「ああ、ジャニーズ事務所だなぁ」と思う。ただ最近降りてきたJr.担は少しの変動に、うるさい。うるさすぎる。ジャニーズJr.はな、動かない方がおかしいんだよ。そう、今。今まさにおかしい。平和すぎて、意味がわからん。意味がわからんということがわかるか?わからないよな。

 

 

 

 

 

 

次いつ誰がデビューすると思いますか?


人気的にはなにわ男子、順番的にはトラかと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこのつまんねえ質問箱。閉鎖しろよ

 

 

 


人気があったらデビューできる、待ってたらデビューできる時代にいつなられた?

 

 


身内のスノ担のセリフ【スノが悪い例を作ってしまった】を思い出した。それでしかない。これじゃあいつまで経ってもジャニーズJr.は結局高齢化社会のまま。上が詰まりすぎて若いフレッシュな子たちは辞めていく。やっとフレッシュになったと思ってもあっという間にまたそうなるんだろうな。かといえば最近入所してくる子は最近まで子宮にいた幼児ばかり。わたしが滝の後継げば良かった。信じられないと思うけど、安井くんがあんなにジジイ呼ばわりされて「早く辞めろ」と言われていた当時、安井くんは23歳とかだからな。おま23歳って、今で言う中村嶺亜くんだぞ。何もおかしくない。何もおかしくないと思う時代になってしまった。もっと、若い子がたくさんキラキラ輝ける時代にはもう戻らないのか。

 

 

 

 

ここまでの全ては、わたし自身がオタクや今の環境に思うこと、そしてなんだかんだ言って自担があちこちのメディアに引っ張りだこでお仕事が続く環境に慣れてしまったことへの自分への嫌悪感をまとめたものであり、ただひたすらに、あの頃の一つ一つの仕事や、立ち位置の変動、仕事に呼ばれないなどの一喜一憂する気持ちが取り返せないことへのもどかしさのただのです。愚痴

 

 

 

 

 


最後に、大好きな美 少年にも、不満をぶつけたいと思います。アンチはわたしへの怒りのエネルギーを動物愛護団体への募金で発散してください

 

 

 

 


8/7発売(たぶん)のTVガイド。美 少年主演の金曜ナイトドラマ【真夏の少年】についてのトークで、自担が何気なく発している

 

 

 


「もし(ファンの)心を掴めなかったら、演じる俺らのせい」

 

 

の言葉。

 

 

 

 

 

 

ばかたれが

 

 


美 少年よ、君たちはなぜいつも自分たちのせいにする?デビューするにも実力がまだ…知名度が…トーク力が…ダンスが…って、そんなものなくてもデビューするんだよ。一番近くでたくさん見てきた先輩がKing & Princeだからかな、実力がないとデビューできないと思っている君たちを見ていると、悔しい。ジャニーズ事務所ほど鬼畜な事務所をわたしは知らない。今まだ一般人でその辺を歩いている男の子が、ふと事務所に入所して数ヶ月でデビューしてもおかしくないんだよ。19年組が、美 少年を、トラビスジャパン(片言)を先越しても何もおかしくない。実力もない、人気もないやつがデビューしたりする、順番なんて関係ない世界なんだよ。

 

 


傍から見たらめちゃくちゃ真面目。傍から見なくても真面目。美以上に真面目なグループ見たことない。ただ、わたしからすると、生ぬるい。もっと、もっと食らいついてほしい。何が「演じる俺らのせい」じゃ。数字が悪かったら大人のせいにしろ。もっと周りのせいにしろ。いい子なのはいいことだしわたしもそんな美が好きだったりする。もちろん、そういうところが大好きだったりする。でもだからこそ、何も心配せずにもっと食らいついていい。君たちが恥ずかしいのなら、実力をつけてからデビューした方がいいかもしれない。でもわたしは君たちを応援していて何も恥ずかしくない。むしろ「え、美知らないの?草」と思ってる。いい子ちゃんでいてほしいけどいてほしくない。美 少年は、6人はいつデビューしてもいいんだよ

 

 

 

 

それが美としての形じゃない未来だってもちろんある。そこで彼らが何を思うかはわからないが、金指くん、「美 少年は仲間でありライバル」その気持ち、一生忘れないでください。わたしはその一言に、少し前までいたはずの自分の大好きな"ジャニーズJr."を感じられて嬉しかった。ひさしぶりに感じられたジャニーズJr.だった。ありがとう

 

 

 


平和が一番なんて言ってる場合じゃない。全て上手く行くはずな彼らにも、たくさんの試練があるはず。今は今の時代で、大変なことも多いはず。今ならではの形も悩みも戦い方もあるはず。数字数字のこの世界、再生回数がどうたら、回そう!回そう!なんてオタクがうるさすぎてブチギレそうになるけど、結果が出ないことが、全て自分たちのせいだと思うな。わたしの好きなジャニーズJr.を押し付けてごめん。でも大昇、そして5人はまだジャニーズJr.だ。主演ドラマを務めても、まだジャニーズJr.。だから食うか食われるかの世界

 

 

 

 

 

 


ただひたすら食っていけ!!!!!